立ち止まらずに
動き続けたから、
正解が見えた。

K.Y
東急不動産リート・マネジメント
コンフォリア運用本部 資産運用部
シニア・マネージャー
2017年入社

Profile

大学では学園祭の実行サークルに所属。そこで感じた出展者と来場者の双方を思いやる面白みに通ずる仕事として、前職では商業施設のディベロッパーをしていた。しかし、8年間が過ぎた頃に、商業施設以外のアセットも経験したいと思い立ち、当社に転職。いくつもの部署でマルチアセットに携わってきた当社での経験が、大きな成長につながったことを実感している。

01
物件全体に共通するものを探る。

私が所属するコンフォリア運用本部には、大きく2つの役割があります。そのひとつが、実際に住宅物件の運用を行うことであり、もうひとつが投資家への対応です。その中でも資産運用部は物件運用を担当しており、テナント入替時の賃料設定や安定的な稼働率の維持、適切な物件管理を、足元のマーケット事情と照らし合わせながら進めています。また、私はチームリーダーも努めており、個別の物件運用を行う4名のチームを束ねるかたわらで、物件全体に共通する費用に関する課題を解決するチームにも所属しています。個別の運用ではなく、物件全体に共通する工事とは、テナント退去時の原状回復工事における適切な住宅設備の選定やコスト管理の実施、インターフォンなどの取り替えの時期・価格妥当性の検証といった工事などです。こうした業務は、携わるメンバーひとり一人が的確に考えて行動することが求められます。なぜなら、当社が保有する物件数も膨大であるからです。たとえば、原状回復工事に20万円ほどかかっているとして、それを1万円ほど減額するのなら、半年で1,000戸の入替があると仮定すると、保有する物件全体では1,000万円近くもの影響をもたらしかねません。それほどのインパクトのある費用をどうマネジメントしていくのか、それが私の仕事の中でも非常に難しいポイントです。

02
3つの運用法人を渡り歩いて。

当社には3つの運用法人がありますが、幸運なことに、全てを経験することができました。そして、そうしたキャリアの変遷ができたことをとてもよかったと思っています。たとえば、ブローディア運用本部運用戦略部では、投資家対応を行う部署に所属していました。そこでは、投資家へ決算の説明を行い、要望を伺うといった投資家とのコミュニケーションが主になるのですが、そうした「投資家の目線」を持つことが、現在の物件運用に大きく活かされているのです。また、当社の3つの運用法人は、それぞれで取り扱うリートとアセットの種類が異なります。上場と私募の3つのリート、そして住宅・オフィス・商業施設・ホテル・物流施設などの幅広い種類を、ひとつの会社の中で経験できるというのは、他の企業にはない大きな魅力だと思います。そして、リートやアセットの種類が異なれば、当然仕事をする上での思考方法も変わってきます。上場リートであれば、主な投資家は銀行や個人、外国の方も含まれますが、私募リートでは年金の投資家をはじめとしたプロの投資家のみに限られます。そうした投資家の違いは、要求するリターン水準や投資スタンス(インカムゲイン、キャピタルゲイン)も変わってくるのです。そしてアセットの種類も、それぞれで注目すべき要素が異なります。こうした仕事の違いは、常に新鮮な気持ちで仕事を続ける大きな要因になりますし、年に一度の人事面談でも今後の志望を伝えることができるのも嬉しいところです。

03
手探りの答えと、
いくつもの成長。

コンフォリア運用本部は、特に「物件の取得」のタイミングで業務が多くなります。忙しい中でも、私たちの部署は20代半ばから30代までの若手が多いため、当社に転職をされる若い方にとっては、切磋琢磨しながら支え合って働くことができるのではないでしょうか。そして、私たちの仕事の面白みは、物件の稼働率や入替賃料が精緻に見通せない中で、手探りで答えを探していく過程にあります。さらに投資家の目線も踏まえた上で、「予算や決算見通しの作成において、将来のマーケットの変化を予測し、その予測と実績の動きが一致する瞬間」など大きなやりがいを感じられるはずです。今後私は、当社がその時々で求めるポジションに、いつでもスイッチできる人材になっていきたいと思います。そのように貢献したいと思えるのは、これまでにいくつもの部署で経験を積めたことが、自分の成長になったと実感しているからです。異動することは知識の習得や新鮮な仕事の楽しさ、成長するやりがいにもつながります。マルチアセットを特徴とする当社で、上場も私募も、そして数多くのアセットを経験し、皆さんがやってみたいことを探してみてください。

1 DAY Schedule
〜1日のスケジュール〜
09:30
出社 メールやTODOを確認
10:00
決裁作成 担当物件の工事資料を確認し、決裁書を作成
12:00
ランチ 午後の訪問先の周辺で同僚と一緒にご飯を楽しむ
13:00
PM訪問 物件の運営状況や課題を確認し、PMと今後の方針について協議
16:00
社内会議 足元の稼働率や入替状況を確認し、対応方針を検討
18:00
帰宅